日本福音ルーテル浜松教会
教会 Q&A
教会では、普段、何をしているのですか？
教会では、毎週日曜日に礼拝をしています。日曜日の礼拝を一番大事にしていて、これは一年中、毎週行います。それ以外にも、月曜日～土曜日の間に、礼拝以外の他の集会もしています。
礼拝とは何ですか？どういうことをしているんですか？
礼拝では、イエス･キリストが示した神様のことをほめたたえ、感謝し、そして神様にお祈りをします。具体的には、讃美歌を歌ったり、聖書の言葉を読んだり、そしてみんなで声を合わせてお祈りしたり、ひとりひとり各自で静かに祈ったりします。
なぜ礼拝をするんですか？
第一の理由としては、「お休みの日を設けて、神様のことを覚えなさい」と聖書に書かれているからです。また、礼拝を通して、心が元気になり、新しい一週間を過ごすための力を頂くためでもあります。そして、礼拝に集まった人たちとお話をして、お互いに元気をもらいます。
礼拝に来るのは信者だけですか？
信者の人が多いですが、信者でない人も来ます。信者でない人も、自由に参加できます。
信者と信者でない人とは、どう違うんですか？
信者とは、「イエス･キリストを信じて生きていきます」という信仰告白の儀式（「洗礼」と言います）を受けた人のことです。イエス･キリストを信じている方であっても、まだ洗礼を受けていない人は、正式には信者とは言いません。
「イエス･キリストを信じる」とは、どういう意味ですか？
聖書には、イエス・キリストの語った言葉が残されています。まず、その言葉を真実と受け止めて、そしてイエス・キリストが「このように生きなさい」と言われたように生きることを、自分の人生の最大の目標とすることです。
教会に行く時、お金はかからないんですか？
教会では、入場料とか拝観料というものはありません。日曜日の礼拝では、自由な意思で、献金を捧げます。
教会の運営はどのようにされているのですか？
教会の運営には当然、お金が必要ですが、そのお金は、信者と信者でない人たちからの自由献金でまかなわれています。献金は各人の意思に任されているので、強制されることはありません。礼拝のなかでは献金の時間がありますが、「ご用意のある方だけで結構です」と言っております。
信者になった時に、「義務」みたいなものはあるんですか？
基本的には、日曜日の礼拝への出席と、教会への献金が求められます。しかしこれらのことは、各人の信仰と意思に任せられているものなので、強制されることはありません。
信者になりたい時には、どういうことをするんですか？
まず牧師に相談します。それから、牧師と一緒に勉強会を始め、一定の学びを終えた時点で洗礼を受ける、というのが一般的です。しかし人によって事情が異なりますので、個々の事情に合わせて相談に応じることも致します。
信者でない人たちは、どうしているんですか？
教会では、信者でない方でも、礼拝に来られる方を喜んでお迎えしますし、また、すぐに洗礼を勧めるということは致しません。信者でない方々は、信者と同じように礼拝に参加しますし、礼拝後には、礼拝に来た他の方々と自由にお話をして過ごしています。
教会って、いろいろあるみたいですけど、みんな同じですか？
イエス・キリストに基づいて神を信じている、という点では同じですが、教派というものがあり、信仰内容における重点の置き方や、礼拝の仕方がそれぞれ異なります。自分の宗教的な感性に合った礼拝をしている教派を探すことが、大切なことだと思います。
イエス･キリストは何をした人？信者になったら、幸せになれる？
今から約２千年前にイスラエルの地に生まれて、「私は罪人を天国に招き入れるために来た」と教えを説いた人です。当時のユダヤ人上層部から危険視されたために、十字架刑で処刑されましたが、三日後に復活したと伝えられています。教会では、そのイエス･キリストが今も生きておられ、聖霊を通して私たちを導いてくれると信じています。現世利益のみを追い求める信仰ではありませんが、「どんな時でも神が共にいて導いてくださる」と信じることを通して、安心と慰めが得られるので、この世においても幸せでいられます。
わたしでも、イエス･キリストを信じられるでしょうか？
あなたがそれを望み、神様に祈り求めていけば、必ずいつかそうなると、私たちは確信しています。教会ではイエス･キリストについて説明をしますが、信じさせる力は私たちにはありません。イエス･キリストを信じることができるのは、人間の意志や努力によるものではなく、神様の恵みによるものだと考えています。